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Kita No Charappa




アユ釣行2025−7月   7月8月9月

日 付 河川名 サイズ(cm) 釣果 備考
 25-07-30  阿仁川  17〜20  51  津波報道で中断帰宅
 25-07-26  阿仁川  17〜20  45  
 25-07-22 阿仁川  17〜20  40+20  4+3時間、強風あり
 25-07-18 阿仁川   17〜20  50  3時間
 25-07-14 阿仁川  17〜19  25  
 25-07-11 鵜住居川  17〜18  10  
 25-07-08 閉伊川  17〜18  16  
 25-07-07 稗貫川    0  
25-07-04 閉伊川 15〜18 9 制限時間:2時間
25-07-01 阿仁川 16〜20 20

25-07-30 阿仁川・Y





晴天微風、今日こそは束釣りが期待できそうなシチュエーション。
しかしそのポイントにはいつもの激しいモジリは見えずは、この3日間の中ですっかり浚われて、魚影がめっきり減っているらしい感覚があった。
先客3名は、皆さん瀬の芯を狙っており、ポツポツながら釣果を得ておられます。
爺様はと言えばスタートからおよそ1時間、そのエリアをひたすら歩きまわるだけで全く魚信がないままに時が過ぎた。
1時間後、やっとオトリが換わり陽光が高くなった。
浅場のアユが活気づく刻限になっても釣況はあまり変わらず、ツ抜け出来ずで午前の部を終了する。

午後は釣行の度に気になっていた上流エリア、平水時は立ち込み困難の早瀬が、渇水で優しいチャラ瀬に変貌しており、右岸には黒々ハミ痕を残した底石が露出している。
漕ぎ出してみると、野アユの補給源ともいえる深場には小粒ながらかなりの数が見られる。
左岸は明るい河原で野アユの気配は薄いが、爺様の経験上右岸ヘチは確実に釣りになると思えた。
平水時では漕ぎ出すことの難しい川の中央に立ち、右岸ヘチを探りながら300mを釣り下った。
狙い通りそこは間違いなく竿抜けになっていた。
実釣2時間、久方ぶりの時速20尾超を味わった爺様であった。
時には遡上量の多かった昔はよく味わったオトリを送り出した2m先で反応が出ることもあった。
フロロ0.2が心配になる良型の連荘があったりで、曳舟はたちまち満杯になった。
時には安全な浅チャラから離れ、この時期にしかできない釣りも楽しみたいと思う爺様でありました。



25-07-26 阿仁川・X


解禁1ヶ月の阿仁川は、今や全域が渇水状態の優しい流れになっている。
足腰が衰え始め爺様にとっては、これが安全安心の釣りを心掛けるには願ってもない状況なのである。
こんな状況下では太い流れや深みを求めて移動を繰り返しても、数を望むことは殆ど虚しい。
しかしチャラ瀬の泳がせしかできない爺様にとって、これが最高のシチュエーションなのだ。
前回は風さえなければ束釣りの期待もあったので、今回こそはその夢を果たすべく、前回と同じポイントを目指したのであった。
しかし雲の多いこの日、気温水温共に低下しているらしく午前中の釣況は芳しくない。
魚影が消えたわけではなく多くのモジリが発生する割には、掛かりが遅くバレもきわめて多く、さらにはあろうことかハリス切れも多発して、舟残りがなかなか増えてこない。
ここは今日で3回目のトライ、これまでは爺様1人で楽しんでいたが、この日このエリアには2名の先客があった。
さて、なかなか調子が上がらない爺様だったが、昼過ぎに一瞬入れ掛かりがあって数の上では何となく辻褄を合せたが、秘かなる目標には遠く及ばなかった。



25-07-22 阿仁川・W


早起きして通いなれた道を走ること2時間(110Km)、阿仁川到着は08:00。
少し情報収集をして、前回の場所への入川は09:00とゆっくり目。
今回は左岸から入川するつもりでしたが、進入路が雑草に覆われて走行不能で断念。
右岸降り口から丹念に探っていくと、たちまち反応を得て18センチ。
そこから順調に数を伸ばしながら広いチャラ瀬の中を移動します。
遮るもののないエリアだけに、やがて完全泳がせの釣りには難敵の強風を受けて調子を崩します。
光線の関係で頻繁に目印を見失い、そこを手感で乗り切り頑張りますが次第にペースが乱れます。
ロッドを大きく曲げる風にタモ受けも難しくなって、この場所を諦めることにします。
12:00、17〜20センチ40〜45匹、一旦川から揚がります。

良型を求めて上流部吉田13:00、水が詰まって何処も彼処もドチャラの様相だが風の影響は少ない。
かなり叩かれたのであろうか連休明けとて、魚影はさほど濃いとは思えないエリアだった。
15:30、揚がり際に一瞬入れ掛かりに遭遇して辻褄を合わせた感じだったが20尾(2時間半)
風さえなければこの日は暫く忘れていた1束に挑戦できるチャンスだったのかもしれない。



25-07-18 阿仁川・V




阿仁川到着09:00、河川コンディションは爺様得意の水が詰まった状態。
釣り人の多くは湯口内、吉田、大岱など上流部に集中している。
オトリを入手した爺様は比較的空いている大渕まで下がってみる。
対岸の浅場にモジリが幾つも見られる。
ここはシーズンに一度は必ず竿を出してみるポイント。
遡上量の多かった昔はともかく、近年では全く良い思いをしたことがない。
9:30、漕ぎ出してみると足元から幾つもの魚群が走った。
10:00、最初の野アユは足首程の超チャラ、ゆるゆると昇っていた目印が不規則に揺れた。
意外に良型、18センチはあるだろう。
そこから絶えて久しいプチ入れ掛かりがスタートした。
しかし遡上量が多いからと言って、オトリを何処へ泳がせても掛かる訳でもなく、常に移動している魚影を求めて静かに立ち位置を変えながらの繰り返しである。
17センチに満たないものを再放流しながらの3時間、推測50を数えて8リットルの曳舟は限界だ。
およそ30年ぶりで味わった嬉し過ぎるシーズン、13:00、爺様は余裕の早上がりとした。



25-07-14 阿仁川・U


接近中の台風が気になります。
突然思い立って阿仁川に向かいました。

阿仁川向山橋12:00、先行されている方は3名。
橋シモのトロ瀬に入った爺様、ハネもヒラ打ちも充分に見えている中、掛かりの遅さに困惑。
本物の縄張り意識には程遠く、この水域は未だ遡上途上にあるように見受けられた。
小1時間頑張ったが、週末にかなり浚われたらしく小アユ数尾(リリース)に終わった。

13:30、場所替えは桂瀬橋シモ、流れを漕ぐと幾つもの野アユの群が走り流心に逃げ込んだ。
広いチャラ瀬の瀬頭、爺様の好きなエリアである。
折から台風の影響が現れ始め、強い南風が13:30再スタートの竿操作を困難にした。
大きく竿を煽る風は目印の微細な動きを乱し、獲りこみを困難にした。
さらにはハナカン不調にも悩まされながら、ひっきりなしに邪魔をしてくる小アユはリリースしつつ、2時間で17〜19センチを25尾獲って竿を納めた。


25-07-11 鵜住居川

閉伊川腹帯地区の予定でしたが、大会開催日だったことを忘れていました。
ギャラリーの多さなどにハタと気づき、爺様はそのまま鵜住居川を目指しました。
先ずは友釣り最下流部11:00、何やら濁りが入っています。
地元の方に聞けば、昨夜上流部に激しい雨があった様子でした。
しかし釣りにはなりそうなので、爺様は支度をして入川します。
このエリアは狙うべき大石はなく小砂利主体の流れ。
それでも上流部に負けない良型が出る不思議なエリアだと爺様は思っています。
霧に煙るこの時期特有の気象状況は沿岸河川特有のもの。
小寒さと時折落ちてくる小雨の中、忘れた頃にポツリと17センチクラス。
どうも昨年とは状況が違うようです。
場所移動は激戦区長持橋、かなり抜かれているようでして、殆ど魚影を見ることは叶いませぬ。
結局ここでは4尾を追加しただけで、今日のところは丁度ツ抜け(実釣3.5Hr)と言ったところで竿を納めました。




25-07-08 閉伊川・U

早めに家を出たつもりだったが、高所から川を覗きこんだり、他の釣り人を眺めたりしながら、爺様が本日竿を出してみたいポイントに到着したのは10:30。
目の前は岩盤の瀬があってカミの荒瀬の上は広いチャラ瀬が見えている。
爺様は先ずはそのチャラ瀬を狙うために上流へ歩く、ヘチでポシャッと跳ねがあった。
その付近にオトリを入れてみる・・・・・クンと目印に反応があって16センチが追った。
しかしその後はさっぱりで、爺様は広いチャラ瀬を右往左往するばかり。
も少し歩くと左岸ヘチに底石の黒い筋が続いている。
立て続けに16〜18センチ数匹が追った。
しかしたちまち打ち止めとなり、オトリをどう動かしても反応は途絶えた。
下流を眺めると2名おられた先行者の方は移動された様子でそこが大きく空いていた。
爺様はもう何年もやっていない岩盤瀬を味わってみたいと思った。
水中イトはフロロ0.2号だけに良型が掛かった時を心配しながら目の前の岩盤溝を泳がせていく。
水中で白い閃光が走り、目印が大きくはじける。
岩盤にはやっぱり良型が着いていたが19センチ止まり、余裕で引き抜きが決まる。
直前まで叩かれていたはずのそのスポットには、意外にも野アユが残っていた。
ここを1時間半ほど重箱の隅釣法で攻め、7匹を獲った。
開始から3時間、釣果16匹、足腰にかなりガタがきている爺様だけに、ここで竿を畳むことにした。


25-07-07 稗貫川
高瀬橋上下を試すも釣果なし。


25-07-04 閉伊川・T





頼まれごとが早く終わって、時間に余裕ができた。
竿出しができる時間はおよそ2時間ほどしかないが、ここから閉伊川まで小1時間。
川見をする時間を惜しみ、爺様はかつて知ったる川井大橋カミのチャラ瀬に入川する。
平水時は早瀬になるここも、今は超渇水のドチャラに変わっている。
チャラ瀬の芯と右岸際の石の間でポチャッと跳ねが見えた。
解禁日に徹底的に叩かれたエリアであろうが、まだ野アユが残っていることは分かった。
釣り開始12:00、14:00までの2時間勝負である。
初期用アユ仕掛け、天イト0.4、水中イト0.175、ハナカン回り0.5の全てフロロの仕掛け。
オトリを送り出すとゴンと何度も当たるが、何度も逆バリが外れる。
10分後にやっと掛かるが、細仕掛けなので慎重に引き抜く。
もっと小さいと思っていたが、17センチとここでのこの時期とすればまあまあのサイズ。
もっと釣れそうでなかなか上手くいかないこの時期の浅場釣り、飽きてしまう時速4尾。
結局ツ抜けできないままに終了刻限になった。




25-07-01 阿仁川・T





しこたま飲みかつ食った前夜祭、その夜雨粒がパラパラとクルマのルーフを打った。
しかし強く降った訳ではなく、明け方までには雨雲は遠ざかった。
深夜に岩手を発ってきた2名が加わって総勢6名となった。
今年の解禁は関東方面からの遠征組が少ないらしく、思ったほど釣り人の数は多くはないと思っていたが、次第にその数は増えて阿仁前田周辺一帯はいつもの解禁日風景となっていった。
朝飯もそこそこにして、我らは焦る気持ちで狙いの上流部パチンコ下へと走る。
カミに湯口内集落下の岩盤あり、旧パチンコ下の早瀬あり、広い駐車スペース前はチャラ瀬と、そこは産か人にとっては申し分のないエリアである。
運よくそこを確保できた我らは、それぞれの得意とするポイントへと散っていった。
この時期特有の特徴なのか、今年の阿仁川は遡上量の多さの割にはヒラ打ちも無ければハネも僅かだ。
それでも瀬脇で竿を出していた仲間が分殺で野アユを掛けたシーンを目撃した我らは皆安堵する。
その後は16〜18センチサイズが飽きない程度に楽しませてくれる。
爺様は安心安全な浅場だけを攻めて3時間、10数尾を手中にできた。
09:30、爺様は外の様子も見ておきたいとの思いから一時仲間を離れることにした。
何処もまずまずの釣況で、岩盤や早瀬を狙った釣り人が20センチを超える良型混じりで好釣果。
浅場狙いはまだ時期尚早と言ったところのようだ。
それは漁協関係者から事前に聞いていた解禁日の予想に合致する状況であった。
爺様も向山の早瀬の中にオトリを入れてみたが、小1時間で18〜20センチを5尾獲っただけであった。
今日は時間がゆっくり流れている。
慣れない河原歩きに疲れ気味の爺様は、13:30には早上がりすることにした。
確かに今年の遡上量は多く、浅場を漕ぐとは若アユの大群が揉み合い逃げ惑う光景を何度も目にした。
昔、盛夏の頃に何度も味わった記憶があるアユ釣りパラダイス、今年も出現しそうな気配がある。
今年こそはこの川に災害級の増水がないことを祈る爺様であった。